2022年12月10日



 君はその人の日常に私はいないと泣いた。

人は意識とは別のどこかに、

アンティークな引き出しを持っている。

出会って良くしてくれた人の心を、

いつまでも置いて生きている。


覚えているとか忘れるとか、

そういう場所ではなく、

その人から受けた印象や

残像に頼っている時は、今も

その人に守られているということだ。


桜を見に行こう。

それまで体をしっかりさせて、

寂しさや儚さや無力感や

ことばから目を伏せていいから...


君らしく微笑んで。

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